軽井沢の四季折々の自然を写真、俳句、エッセイで紹介します 是非、軽井沢へ花紀行にお越し下さい - The Web site introduces Karuizawa's seasonal nature by photographs, Haiku and essay. Please come to Karuizawa for flower tourism.	来訪者数 Number of visitor
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春の草木花：　Page.5　： No.41：　ハルジオン / No.42：　クワガタソウ / No43：　イカリソウ / No.44：　ジシバリ / No.45：　カラマツ / No.46：　ヤマブキソウ / No.47：　ヤマドリゼンマイ 　/ No.48：　ヤブジラミ / No.49：　ウメ / No.50：　ワスレナグサ

春分～立夏の頃　（3月21日頃～5月6日頃） 春の草木花　No41． ハルジオン （春紫苑） [ はるじおん ] *) 条件付　写真　フリー タイトル　：　ハルジオン　（春紫苑） 科：　キク科 英名： 　Philadelphisa fleabane 撮影場所　：　軽井沢町追分 撮影日 　　：　2008/ 5 お気に入りの俳句　：　 　野路遊ぶ　子供に会釈　春紫苑 　～　三武　竜牙　～ 花　エッセイ： 　ハルジオンは、外来種です。 　北アメリカ原産なので、アメリカンインディアンも、この花を見て、生活してきたのでしょう。 　しかし、今やすっかり、日本の春菊の代表選手です。 　西洋タンポポと同じように、津々浦々で花を咲かせています。 　人間との関係が深く、市街地や田畑、道端などに生えますが、原野や深山には、生えません。雀のように、人間に寄り添って生きる植物です。 　 　似たような花に、ヒメジョオン（姫女苑）という花がありますが、こちらも、アメリカ系で、ハルジオンよりも、一ヶ月ほど遅れて咲き始めます。 　実は、どちらも、若葉を摘んで、食べることが出来ます。しかも、結構、風味があって、美味しいです。 →　一覧へ戻る 春の草木花　No42． クワガタソウ （鍬形草） [ くわがたそう ] *) 条件付　写真　フリー タイトル　：　クワガタソウ（鍬形草） 科：　ゴマノハグサ科 学名：　Veronica cana var. miqueliana 撮影場所　：　軽井沢町追分 撮影日　：　2008/ 5 お気に入りの俳句　：　 　　俳句募集中。メールにて、応募下さい 花　エッセイ： 　軽井沢では、別荘地の用水路の脇などで、よく見かけます。 　湿った場所を好むようで、写真では色合いが巧く表現できませんが、実物は、もう少しピンク色が濃く、可愛らしい花です。 　 　”クワガタソウ”という名前は、扇型の実につくガクの形が、鍬に似ていることに由来します。 →　一覧へ戻る 春の草木花　No43． イカリソウ （碇草） [ いかりそう ] *) 条件付　写真　フリー タイトル　：　イカリソウ（碇草） 科：　メギ科 英名：　Purple barenwort 撮影場所　：　軽井沢町風越 撮影日　：　2005/ 5 お気に入りの俳句　：　 　妻いつか　白髪ふえたり　いかり草 　～　森　澄雄　～ 花　エッセイ： 　その特徴的な花の形を見ると、”碇草”という名前に合点がいくと思います。 　 　軽井沢では少ないですが、沢筋の傾斜地などで、花を咲かせています。 　 　地域で変種が多いですが、太平洋側では、ピンク色系の花のイカリソウの勢力が強く、日本海側では、黄色系の花の黄花イカリソウの勢力が強いです。 　 →　一覧へ戻る 春の草木花　No44． ジシバリ （地縛り） [ じしばり ] *) 条件付　写真　フリー タイトル　：　ジシバリ（地縛り） 科：　キク科 学名： Ixeris stolonifera 撮影場所　：　軽井沢町追分 撮影日　： 　2008/ 5 お気に入りの俳句　：　 　　俳句募集中。メールにて、応募下さい 花　エッセイ： 　春の荒地や、畦などで、小さなタンポポのような花を咲かせます。 　咲き始めは、ポツポツさいていて可愛らしいのですが、地面を覆うように勢力を広げて、一面に黄色い花を咲かせます。その姿は、将に、地面を縛っているようです。 　 　ジシバリは、ニガナがグランドカバータイプに進化した植物です。 　ニガナは、進化系の多様な植物で、浜ニガナや、河原ニガナなど、いろいろな環境に適用した種類があります。 　 →　一覧へ戻る 春の草木花　No45． カラマツ （落葉松） [ からまつ ] *) 条件付　写真　フリー タイトル　：　カラマツ（落葉松） 科：　マツ科 英名： Japanese　larch 撮影場所　：　軽井沢町追分 撮影日　：　2005/4 お気に入りの俳句　：　 　俳句募集中。メールにて、応募下さい 花　エッセイ： 　軽井沢の新緑の代名詞は、カラマツです。 　軽井沢だけでなく、信州にはカラマツが多く、最も信州らしい樹木と言えるのではないでしょうか。 　 　カラマツは、落葉松と書くように、常緑のマツが多い中で、落葉する珍しいマツです。 　春の新緑と並んで、秋には黄金色に紅葉し、四季折々の姿で、人間の目を楽しませてくれます。 　その詩情溢れる風景は、昔から、数多の詩人、文人を魅了し、作品にも反映されてきました。 　その美しさは、写真や映像では形容しがたい物です。是非一度、軽井沢を訪れて、その美しさを体感していただきたいです。 →　一覧へ戻る 春の草木花　No46． ヤマブキソウ （山吹草） [ やまぶきそう ] *) 条件付　写真　フリー タイトル　：　 ヤマブキソウ（山吹草） 科：　ケシ科 学名： Chelidonium japonicum 撮影場所　：　軽井沢町風越 撮影日　：　2006/5 お気に入りの俳句　：　 　　俳句募集中。メールにて、応募下さい 花　エッセイ： 　山吹に似た花から、山吹草と名付けられました。山吹よりも、明るく蛍光色の強い黄色で、自ら光を発していような印象を受けます。 　信州では、珍しい花で、軽井沢、佐久、諏訪の一部の地域でしか生息していません。信州では、同じケシ科のクサノオウの勢力が強く、河原や草むらで、黄色い花を咲かせています。 　 →　一覧へ戻る 春の草木花　No47． ヤマドリゼンマイ （山鳥薇） [ やまどりぜんまい ] *) 条件付　写真　フリー タイトル　：　 ヤマドリゼンマイ　（山鳥薇） 科：　ゼンマイ科 学名：　Osmunda cinnamomea var. fokiensis　 撮影場所　：　軽井沢町風越 撮影日　：　2008/ 5　 お気に入りの俳句　：　 　　俳句募集中。メールにて、応募下さい 花　エッセイ： 　 　山鳥ゼンマイは、山地の湿った場所によく生えます。普通のゼンマイと同様に、食用になります。 　普通のゼンマイよりも、綿毛の色や茎の茶色味が強く、将に、山鳥の色を連想させます。 　 　ゼンマイを食用にするには、採取後、何度も日干しにして乾燥させるなど、かなりの手間が掛かります。 　 →　一覧へ戻る 春の草木花　No48． ヤブジラミ （藪虱） [ やぶじらみ ] *) 条件付　写真　フリー タイトル　：　ヤブジラミ（藪虱） 科：　セリ科 英名：　Torilis japonica　 撮影場所　：　軽井沢町追分 撮影日　：　2008/5 お気に入りの俳句　：　 　俳句募集中。メールにて、応募下さい 花　エッセイ： 　初めてこの花を見た時は、小ぶりなセリのような花だなと思いました。 　セリにしては小さいし、シャクにしては時期も早いし、何だろうと、ガイドブックを調べた所、ヤブジラミだと分かりました。 　半日陰の少ししっとりとした場所を好むようです。 　 　軽井沢では、殆どの地域で見られますが、存在が地味なので、あまり存在が、知られていません。（道端に生える雑草だと思われている） 　ヤブジラミという名前は、人が藪を歩くと、実が衣服に取り付く様子を、シラミに喩えて名付けられました。 →　一覧へ戻る 春の草木花　No49． ウメ　（梅） [ うめ ] *) 条件付　写真　フリー タイトル　：　ウメ　（梅） 科：　バラ科 英名：　Japanese apricot 撮影場所　：　軽井沢町借宿 撮影日　：　2009/4 お気に入りの俳句　：　 　暗闇に 猫の登りし 梅匂ふ　 　～　横山　房子　～　 花　エッセイ： 　軽井沢では、桜と同時期に咲きます。 　桜のように、豪華絢爛たる咲き方をしませんが、その香りは、桜を凌ぎます。 　 　古来より、和歌や随筆などに書かれてきましたが、自生はしないため、奈良時代以前に、中国から伝来したと言われています。 　 　桜は花のみですが、梅は花以上に、実を利用します。梅酒や梅干などでお馴染みですが、生の青梅には、微量の青酸が含まれています。 　数個食べたくらいでは問題ありませんが、生梅の多食は禁物です。 　最後に、徒然草の一説を載せて終わりとします。 「梅の匂ひにぞ、いにしへのことも立ちかえり、恋しう思い出らるる」 →　一覧へ戻る 春の草木花　No50． ワスレナグサ （勿忘草） [ わすれなぐさ ] *) 条件付　写真　フリー タイトル　： ワスレナグサ（勿忘草） 科：　ムラサキ科 英名：　Myosotis scorpioides　 撮影場所　：　軽井沢町風越 撮影日　：　2005/5 お気に入りの俳句　：　 　俳句募集中。メールにて、応募下さい 花　エッセイ： 　尾崎豊の曲の中に、「Forget-me-not」という、勿忘草をモチーフにした曲があります。 　学生の頃から、この曲が好きで、今でも時々、聴いています。 　「Forget-me-not」を聴くと、人生は、一人ぼっちとの戦いだけど、誰もが「私を忘れないで」と、なかなか口に出来ない言葉を飲み込んで頑張って生きているんだ 　…つらいこともあるけど、うまくいかない事だらけだけど、明日も頑張って生きていこう！と勇気付けられます 　勿忘草は、写真などで見たことはありましたが、実物を見たことがなかったので、軽井沢で見た時は、感動しました。 　尾崎が恋人から名前を教えてもらったのはこの花なんだ…とその場にしゃがみこんで、こみ上げてきた涙を堪えました。 　 　あなたが、恋人や奥さんから、教えてもらった花の名前は何ですか？ →　一覧へ戻る

更新情報： 2016.4.22　レイアウト修正 2011.4.17　レイアウト修正 2011.1.9　レイアウト修正 2009.5.1　Page.5 新規追加 －－－－－－－－－－－－－－－－－－ ★軽井沢の四季彩写真館は、 　自然保護活動を応援します。 －－－－－－－－－－－－－－－－－－

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