軽井沢の四季彩写真館_春の草木花 Page.8 Spring Flower and Blossom

	軽井沢の四季折々の自然を写真、俳句、エッセイで紹介します是非、軽井沢へ花紀行にお越し下さい - The Web site introduces Karuizawa's seasonal nature by photographs, Haiku and essay. Please come to Karuizawa for flower tourism.	来訪者数 Number of visitor

ホーム
(Home)

春の花
(Spring flower)

夏の花
(Summer flower)

秋の花
(Autunm flower)

冬の風景
(Winter scenery)

俳句投稿
( Contribution of Haiku )

参考書籍
( Books of reference )

★★★　　春の草木花や軽井沢の俳句、短歌を募集中です。投稿作品は、当WEBサイトに掲載されます　→　メールにて、ご応募下さい　　★★★
春の草木花　：　Page.1　/　Page.2　/　Page.3　/　Page.4　/　Page.5　/　Page.6　/　Page.7　/　Page.8　/　Page.9　/　Page.10 　　　Page.11　/　Page.12　/　Page.13　/　Page.14　/　Page.15	このＨＰの内容が本になりました。軽井沢　花の森　花の道
春の草木花：　Page.8　：　No.71：アズマシャクナゲ　/　No.72：エイザンスミレ　/　No73：ヤマエンゴサク　/　No.74：ダケカンバ　/　No.75：フッキソウ　/　No.76：ルイヨウボタン　/　No.77：オニヒョウタンボク　　/　No.78：ヒカゲスミレ　/　No.79：コスミレ　/　No.80：マルバスミレ軽井沢　春の便り　：　常時更新中　　⇒　軽井沢四季彩写真館　ブログ　～四季の便り～　をご覧下さい。

春分～立夏の頃　（3月21日頃～5月6日頃）

春の草木花　No71．
アズマシャクナゲ
（東石楠花）

タイトル　：　
アズマシャクナゲ　（東石楠花）

科：　ツツジ科
学名：　R.metternichii var. pentamerum

撮影場所　：　軽井沢町南原
撮影日　　：　2009/4

お気に入りの俳句　：

　石楠花や　雨に削がれし　牧の道
　～皆川盤水～

花　エッセイ　：　フリー

　東石楠花という名前が示すように、中部・伊豆～東北にかけての亜高山帯に生息します。

　軽井沢では、離山の山頂部などに自生します。軽井沢の気候に合うため、庭や公園などで咲いているのもよく目にします。
　より高地に生息するハクサンシャクナゲは黄味を帯びた花色ですが、アズマシャクナゲはピンク色をを帯びていて、派手で艶やかな印象を受けます。

→　一覧へ戻る

春の草木花　No72．
エイザンスミレ
（叡山菫）

*) 条件付　写真　フリー

タイトル　：　
　エイザンスミレ（叡山菫）

科：　スミレ科
学名：　Viola eizanesis

撮影場所　：　軽井沢町油井
撮影日　：　2009/4

お気に入りの俳句　：　

　山路来て　何やらゆかし　すみれ草
　～　芭蕉　～

花　エッセイ　：　フリー

　日本のスミレには、数え切れないくらい種類があります。それは、自生種が多い事と、雑種しやすいというスミレの性質があります。
　このエイザンスミレは、そのスミレの中でも、特徴的な葉形から判別しやすい種類です。

　日本の自生種で、最もよく目にするには、タチチボスミレではないでしょうか。薄紫で生命力に満ちたタチツボスミレは、人間の生活圏で勢力を伸ばしています。
　一方、エイザンスミレは、雑木林や原生林などの林床など,、薄暗い環境に生息しています。軽井沢では、生息地が限られていますが、それゆえ、見つけた時の喜びはひとしおです。

　あなたも、軽井沢を訪れた際は、エイザンスミレを探す小さな旅に出かけては如何でしょうか？

→　一覧へ戻る

春の草木花　No73．
ヤマエンゴサク
（山延胡索）

*) 条件付　写真　フリー

タイトル　：　
ヤマエンゴサク（山延胡索）

科：　ケシ科
学名：　Corydalis lineariloba

撮影場所　：　軽井沢町旧軽井沢
撮影日　：　2009/5

お気に入りの俳句　：　
　　俳句募集中。メールにて、応募下さい

花　エッセイ　：　フリー

　いわゆる、スプリング・エフェメラル（春の妖精）の仲間です。透明感のある青色の花を見ると、とても神秘的な気分になります。
　
　ヤマエンゴサクは、太平洋側に生える種類のエンゴサクです。軽井沢は、太平洋と日本海の分水嶺（川が流れ込む海の種類がかわる）の位置に当たるため、軽井沢の東側に当たる旧軽井沢から南軽井沢周辺は、太平洋性の植物の分布が優勢です。ヤマエンゴサクも同様で、旧軽井沢辺りで最もよく見かけます。

　北海道から東北北部にかけては、蝦夷エンゴサクという、より青色が濃く、花数も多い種類が生息します。
　特に北海道では、群生地が多いです。十数年前に北海道で蝦夷エンゴサクの群生地を見た時の感動は忘れられません。まるで、森の下が青空になったような錯覚を覚えました。

→　一覧へ戻る

春の草木花　No74．
ダケカンバ
（岳樺）

タイトル　：　ダケカンバ（岳樺）

科：カバノキ科
学名：　Betula ermanii

撮影場所　：　軽井沢町浅間山登山道
撮影日　：　2009/ 4

お気に入りの俳句　：
　俳句募集中。メールにて、応募下さい

花　エッセイ　：　フリー

　芽吹く前のダケカンバの木肌は、艶やかで、乙女の肌のようです。

　ダケカンバは、一見、シラカバに間違えやすいです。正直な所、似たようなものです。シラカバの高山型と覚えておけばいいでしょう。軽井沢では全域で見られます。

　シラカバよりも木肌に赤みがあります。その赤みが人肌に近い色合いとなります。

→　一覧へ戻る

春の草木花　No75．
フッキソウ
（富貴草）

タイトル　：　
　フッキソウ（富貴草）

科：　ツゲ科
学名：　Pachysandra terminalis

撮影場所　：　軽井沢町旧軽井沢
撮影日　：　2009/5　

お気に入りの俳句　：　
　俳句募集中。メールにて、応募下さい

花　エッセイ　：　フリー

　常盤（トキワ）の艶やかな葉と、白い花穂が印象的な花です。ちなみに、常盤というのは、常緑という意味です。

　花の形が、一人静や二人静に似ている事から、常盤御前（トキワゴゼン）とも呼ばれています。
　一人静や二人静の名前の由来になったのは、源義経の妻である静御前です。その静御前は、絶世の美女と言われた源義経の母、常盤御前に良く似ていたと言われています。
　名は体を表すと言いますが、将に、”常盤御前”の名に相応しい、気品と威厳のある花です。

　秋には丸くはりのある乳房を思わせる白い実を付けます。常盤の葉と、豊穣の実が”富み”を表し、高貴な花が”貴さ”を表します。そこから、”富貴草”という名前が、付けられました。
　ちなみに、ツゲ科ということから想像できるように、実は、草ではなくて低木です。

→　一覧へ戻る

春の草木花　No76．
ルイヨウボタン
（類葉牡丹）

タイトル　：　
ルイヨウボタン　（類葉牡丹）

科：　メギ科
学名：　Caulophyllum robustum

撮影場所　：　軽井沢町鳥井原
撮影日　：　2009/5

お気に入りの俳句　：　
　俳句募集中。メールにて、応募下さい

花　エッセイ　：　フリー

　黄緑色で地味な花ですが、気品があって、私はとても好きです。

　春雨の降りしきる日、森を歩き、ルイヨウボタンに会いに行きました。雨滴をまとったルイヨウボタンは、いつも以上に艶やかで、風情のある表情をしていました。

　軽井沢では限られた場所でしか目にする事ができません。ルイヨウボタンは、土壌が深く、土の肥えた場所に生えます。代表的な生息地はブナの森です。
　軽井沢では、落ち葉の深い広葉樹の森に生息しています。（ようやく最近、群生地を見つけました）
　
　葉が牡丹の葉の形に似ているので、類葉牡丹という名前が付けられました。

　　

→　一覧へ戻る

春の草木花　No77．
オニヒョウタンボク
（鬼瓢箪木）

タイトル　：　
　オニヒョウタンボク　（鬼瓢箪木）

科：　スイカズラ科
学名：　Lonicera vidalii

撮影場所　：　軽井沢町離山
撮影日　：　2009/ 5　

お気に入りの俳句　：
　俳句募集中。メールにて、応募下さい

花　エッセイ：
　
　軽井沢の森の中では、よく見かけますが、全国的には分布の限られた樹木です。
　
　高さは2～3mと、森の下を埋める樹木です。
　花の頃は可愛らしい花を二つずつ並べて咲かせます。夏になると、”ヒョウタン”型の赤い液果を付けます。その実の形が、”ヒョウタンボク”の由来です。

　枝はこげ茶色をしていて、葉の表面に硬い毛が生えているので、オニヒョウタンボクと呼ばれています。
　

→　一覧へ戻る

春の草木花　No78．
ヒカゲスミレ
（日陰菫））

*) 条件付　写真　フリー

タイトル　：
　ヒカゲスミレ（日陰菫）

科：　スミレ科
学名：　Viola yezoensis

撮影場所　：　軽井沢町古宿
撮影日　：　2009/5

お気に入りの俳句　：　

　川青く　東京遠き　すみれかな
　～　五所　平之助　～

花　エッセイ　：　フリー
　
　マイヅルソウが咲き群れる暗い山道を進み、沢の手前まで来ると、ヒカゲスミレの群生地がありました。

　最初、このスミレを見つけた時は、花茎や葉に、荒い毛が多いなと思いました。

　この写真のヒカゲスミレは、花の紫条が濃く、まるで、血管が浮き出ているような感じでした。

　日本全土に分布しますが、東日本に多いようです。

→　一覧へ戻る

春の草木花　No79．
コスミレ
（小菫）

*) 条件付　写真　フリー

タイトル　：　
　コスミレ（小菫）

科：　スミレ科
学名：　Viola Japonica

撮影場所　：　軽井沢町風越山
撮影日　：　2008/4

お気に入りの俳句　：　

　群菫　高原なれば　日の強く
　～　大野　林火　～

花　エッセイ　：　フリー

　スミレの種類を同定するのには、いつも苦労する。同じ種類にも関わらず、花の色や葉の形にバリエーションがあるためだ。このコスミレもその同定の面倒な種類の代表格だ。
　色のバリエーションも多いし、名前が”小菫”なのに、花は特に小さくはない。
　
　分布域は、福島県以南～九州となっているので、東北や北海道の方には馴染みの少ないスミレであろう。

　小菫に出会いたければ、ゴールデンウィークに、軽井沢の風越山に登ってみる、出会えるでしょう。ただし、どのスミレが、小菫かを判別するのには、苦労すると思いますが…あしからず。
　

→　一覧へ戻る

春の草木花　No80．
マルバスミレ
（丸葉菫）

タイトル　：　マルバスミレ　（丸葉菫）

科：　スミレ科
学名：　Viola keiskei

撮影場所　：　軽井沢町油井
撮影日　：　2009/4

お気に入りの俳句　：　

　廃宮や　玉階朽ちて　白菫
　～　日野　草城　～

花　エッセイ　：　フリー

　名前の通り、丸い葉っぱを持ったスミレであるが、花弁も丸みを帯びていて、一見、ふっくらとした感じを受けるスミレである。

　日当たりを好むため、軽井沢では、林道の法面などに小群落を形成して生えているのをよく目にします。

　軽井沢では、純白に近い丸葉スミレが多いようです。
　

→　一覧へ戻る

春の草木花　：

　Page.1　/　Page.2　/　Page.3　/　Page.4　/　Page.5　/　Page.6　/　Page.7　/　Page.8　/　Page.9　/　Page.10 　

　　Page.11　/　Page.12　/　Page.13　/　Page.14　/　Page.15　

ホーム　＞　春の草木花　＞　Page.8

春の草木花
更新情報：
2016.4.23　レイアウト修正
2011.4.17　レイアウト修正
2011.1.10　レイアウト修正
2010.4.17　Page.8 新規追加
　　　　　　　(エッセイ未筆）

春の草木花：　Page.8　：

　No.71：アズマシャクナゲ　/　No.72：エイザンスミレ　/　No73：ヤマエンゴサク　/　No.74：ダケカンバ

　/　No.75：フッキソウ　/　No.76：ルイヨウボタン　/　No.77：オニヒョウタンボク

　　/　No.78：ヒカゲスミレ　/　No.79：コスミレ　/　No.80：マルバスミレ

春の草木花：　Page.1　/　Page.2　/　Page.3　/　Page.4　/　Page.5　/　Page.6　/　Page.7　/　Page.8　/　Page.9　

ホーム　＞　春の草木花　＞　Page.8 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ホーム
(Home)

春の花
(Spring flower)

夏の花
(Summer flower)

秋の花
(Autunm flower)

冬の風景
(Winter scenery)

昆虫
(Insect)

きのこ
(Mashroom)

浅間百景
(Mt.Asama)

当Webサイトは、リンクフリーです。リンクする際は、上記バーナーの利用を推奨します。
A rink of the web site is free. Recommendation the above burner at rink.

Copyright(C) Creater of the Web site (Karuizawa no shikisai shashinkan)All Rights Reserved.
このWebサイトの文書、写真などの著作権は、このWebサイト（軽井沢の四季彩写真館）作者に帰属します。
　軽井沢四季彩写真館 or 軽井沢の四季彩写真館の文字（ロゴ）が入った写真は、フリーでの使用可です。
転載する際は、必ず当Websiteのアドレスを記載するか、画像に当Websiteへのリンクをはって下さい。